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6 露出した金属部分は、接地することができること。
7 電源端子は、接地されていないこと。
8 電圧55ボルトを超える電気(高周波のものを除く。)を通ずる導電部は、容易に露出しないように、次のいずれかの条件に適合する遮へい体を有すること。
(一)遮へい体を開けたときは、自動的に電源が遮断される構造であること。
(二)遮へい体を開けるためには工具を必要とする構造であり、かつ、高電圧に対する注意事項が表示されていること。
9 通常の取付位置において、製造者名、型式名及び製造番号が明確に判読できるように外部に表示されていること。
二 選択呼出信号の構成
1 遭難警報等(遭難警報、遭難警報に対する応答、遭難警報の中継及び遭難警報の中継に対する応答をいう。以下同じ。)のための選択呼出信号及び無線設備の機器の試験のための選択呼出信号(以下「試験のための選択呼出信号」という。)以外の選択呼出信号の構成は、別図第一号に示すとおりであること。
2 遭難警報のための選択呼出信号の構成は、別図第二号に示すとおりであること。
3 遭難警報に対する応答のための選択呼出信号の構成は、別図第三号に示すとおりであること。
4 遭難警報の中継及び遭難警報の中継に対する応答のための選択呼出信号の構成は、別図第四号に示すとおりであること。
5 試験のための選択呼出信号の構成は、別図第五号に示すとおりであること。
6 選択呼出信号(ドット信号及び誤り検定符号を除く。)に使用する10単位符号は、別図第四号に示すとおりであること。
三 選択呼出信号の送出条件
1 選択呼出信号(ドット信号及び誤り検定符号を除く。)の送出は、最初の送出と反復送出との間に四つのコードが置かれるタイムダイバーシティ方式であること。
2 選択呼出信号の繰り返し送出は、次のとおりであること。
(一)遭難警報を連続して送出する場合は、一の遭難警報の最後の信号と次に送出される遭難警報のドット信号との間を、間隔なしに送出できるものであること。
(二)デジタル選択呼出通信のみのための周波数以外の周波数の電波を使用する呼

 

 

 

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